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きなこの山キッチン

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クラッククライミング イントロダクション

城ヶ崎・シーサイドで初クラック体験!

クラッククライミングは自分にとってまだ先の話だろうと
軽く読み流していた雑誌や教本を開きなおして復習するものの、
指の形は理解できても角度や利かせ方はやっぱりピンとこない。
とりあえず、「順手」・「逆手」、テーピングの巻き方だけをしっかり覚えて臨みました。

今回はなんと、菊地敏之さんに教えを乞います。
ヒャーもぅ、待ち合わせの駅にも早く着きすぎてウロウロ・ドキドキです。
そんな私たちの前を、杉野保さんが通り過ぎて行きテンションMAXです。
オットの情報によれば、吉田和正さんも今日は城ヶ崎入りしてるとのこと?!
鼻息荒く、早くもアドレナリンが噴出しました。
(オットに聞けば、杉野さんや吉田さんが城ヶ崎に出現する情報は入手済だったらしい。マニアックすぎ!)

結局、吉田和正さんにはお会いすることは出来なかったけど、
シーサイドエリアには有名ジムの店長さんやオーナーさん、
その他大勢筋骨隆々のクライマー達が大集合!

通常であればこの城ヶ崎の雰囲気にも、岩場にごく近く強く打ち寄せる波にも、
びびってのまれてしまいそうな私たちも、今回ばかりは菊地さんの分かりやすい解説や楽しい小話のおかげでリラックスして岩にとりつくことが出来ました。


クラック初体験の私たちにお誂え向きの“イントロダクション”というルートから始まり、
4本のルートに挑戦しました。


●イントロダクション 5.9
●フライングシーガル 5.9
●アーリータイムス 5.10b
●気分は最高 5.10c

特に気に入ったのは最後に登った“気分は最高 10c”。
中間部のジャミングをきめて越すハングが核心で、
やはり、覚えたてのジャミングが効いてはくれず、ああ、フォール。
上部のシンクラックも緊張感があって、変化に富んだ好き系なルートです。
このルートはナチュプロのきめ方もコツがいるようで、今後の課題(宿題)にランクインです。


いつもはオットと練習メニューをたて、研究、登り、反省会といった
二人部活動のようなシステムをとっていましたが(笑)
今回菊地さんから頂いた指導は期待以上で今後の活動に大きな刺激となりました。


勉強熱心なオットは予習も怠りなく、疑問や質問も事前にまとめ
菊地さんに積極的に話しかけ、プロから少しでも学ぼうと余念がありません。
しっかり集中して初クラックも次々と完登、ごリッパです!

珍しく今夜は私より早く寝入ったオットを横目に、ブランデーを舐めながらあの甘美なるルートに思いを馳せます。あぁ、早くまたあなたに会いたい。まるで片思いの乙女心。
私の恋を成就するために、これからもオットに協力して頂きましょうね。
by kiraco_sora | 2012-02-12 23:11 | 山/クライミング
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